この映画の主人公の少年は、「世の中の良くするためには?」という問題の答えとして 「一人の人が3人の人に良いことをする、そしてその3人がそれぞれ3人の人に良いことを...これを繰り返すと、世の中がよくなる」と思いつきます。
この映画に感動して始めた「小冊子無料配布」のペイフォワードが約1年で40万冊になってしまったことには私自身驚いています。
この「ペイフォワード」にちなんだ皆さんのお話しを是非聞かせてください。
ペイフォワードしました!されました!
このコーナーではこのテーマをご紹介していきたいと思っています。
皆さんのペイフォワードおもしろエピソードを どうぞ書き込んでくださいね。
投稿日 | ペイフォワードストーリー |
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2009/01/24 NPO法人HAPPY&THANKSさん ( 千葉県 男性 24才 ) |
ありがとうのリレー
私達の団体もこの「ペイフォワード」をモデルに、「あり
がとうのペイフォワードプロジェクト」を行っておりま す。私達は大切な人と書かれたシールを、自分の大切な人 へ「ありがとう」の言葉と共に渡し、またその人から自分 の大切な人へシールをつなげていきます。 自分から伝えた「ありがとう」が、自分の知らない人たち までつながっていくそんな「ありがとうのリレー」を目指 しています。 ある小学校でこのワークショップを行ったのですが、子ど も達に「誰に渡すの?」と聞いたところ、「パパ!」「マ マ!」「友達!」など、子ども達一人一人にとって大切な 人へつながれていきました。子ども達自身もシールをもら ったりしたら、さっそくそれをランドセルやふでばこなど にはって、笑顔溢れる楽しい時間になりました。 そして私も、その大切な人シールを頂きました。 とても嬉しかったです。 そして私はそれを自分の両親へ「ありがとう」の言葉と共 に渡しました。今は社会人として一人暮らしをしているの ですが、実家にいるときは感じきれなかった親のありがた みや、優しさを感じずにはいられません。そのことを伝え ました。面と向かっていうのはとても恥ずかしかったです が、言葉だけでなくシールを通して伝えれば形としてそれ が残り、いつまでも自分がその人にとって「大切な人」な んだなと信じれることができます。渡すことができてとて もよかったです。 父も、勤めている会社の方に渡したみたいです。話をきい てみたところ「嬉しいといってもらえ、こっちも嬉しいな ぁー」なんていっていました。 自分にくれたシールの送り主は、きっと父の会社の人間は 知らないと思いますが、一人の行動でありがとうの輪が広 がると思うと、それは素晴らしい出来事だと思います。 今ではそのシールは2,000枚以上も全国に広がりをみせ、多 くの人にありがとうの輪が広がっています。 |
2008/12/26 Y.O.さん ( 大阪府 女性 35才 ) |
ワクワクをペイフォワード!
ビックリしました!
海外からですが、(「県名」の欄に無かったので出身 地を選んでおきました)郵便局の私書箱に届け物の紙 が入っており全く心覚えが無かったので゛誰だろ う??″と思って預かって貰ってた荷物を取りに行っ たらナント本田健さんから無料プレゼントだったので 本当に不意打ちを食らいました! この時勢にこんな事って、あるんだ~~!って。。。 想定で1500円程は掛ってるはず。。。送料だって 高くつくと思いますし、素敵なプレゼントが入ってて 超嬉しかったです!!! でも貰った時のタイミングが物凄く善かったですね、 嫌な事が続いてていきなりラッキーな気分にさせてく れたので、なんか余計゛頑張れ!″って励まされた気 になりました!その後CDを赤ちゃんの子守りをしなが ら(聞いてるだけでいいので、何か作業しながらでも出 来て時間が無い私ですが、気分転換しながら聞きまし た)聞いてる内に、どんどん気持ちが晴れて来まし た!好きな事を選んでいいんだ!って、でその勢いで 好きな趣味でもある花関連の検索してたら憧れの有名 フラワー・デザイナーがナント求人募集(珍しく)を していたのを見つけて又勢いで熱烈にアピールしたメ ールを送ってしまいました。。。今思うと、怖いで す。でも送ったからって失くす物は何一つないしチャ ンスがもし掴めたら、信じられない位ラッキー!な訳 だし。。。もし先方からメールか電話が来れば。。。 又報告させて頂きまーす(^^) |
2008/12/21 ツノダ ユミコさん ( 神奈川県 女性 48才 ) |
子育てというしあわせなペイフォワード
素晴らしい価値観の変化を体験してからの私は、世の中で起きる悲し
い出来事を知る度に、まず、大人から変わらなければ…と思うように なりました。勝手に創り上げてしまった、ちっぽけで薄っぺらい自分 の価値観を、ひとりひとりが変える事ができたら世界は変わると、本 気で思っています。 娘が幼かった頃、インテリアデザイナーとしていっぱいいっぱいで仕 事をしていた私は、今から考えたら“テイク”ばかりを求めていたよう に感じています。自分は間違っていない、周りに原因があるのだと信 じていました。人からはスマートに暮らしているように見えていたか もしれませんが、主人との心のすれ違いや仕事上での人間関係など、 内面的にはとてもギスギスした毎日を過ごしてしまいました。 子育てという、最高にしあわせな時間。その瞬間瞬間を、もっと味わ えていたら…と、ひとり思い出す度に涙がこみ上げてきます。 そんな中でも、何とか育ってくれた娘も、今、女子高生。社会との関 わり合いを構築していこうとする年齢になりました。 そして、遅ればせながら『どう生きるべきか』という答えを求め続け ている私の話し相手にもなってくれるくらい成長しています。先日 は、親から受けるトラウマについて話していました。親から子へと、 子から孫へと悲しいトラウマが続いていくのをどこかでクリアしなけ れば…という話をしていた時でした。 「私は、ちゃんとおかあさんの考えを引き継ぐからね」と明るく言っ てくれました。 頼もしくも純粋に成長している娘を実感した最高の瞬間でした。 この頃は、未熟ながらも娘が友人や先生へとペイフォワードをしてく れているらしく、「なかなかうまくはいかないよ~」などと言いなが ら小さなチャレンジを続けてくれているようです。そして、本当の意 味で人のためになる仕事がしたい、起業もしてみたいな…などとと話 しています。 子育てとは、いかにしあわせなペイフォワードか、子育て真っ最中の みなさんへ少しでもお伝えすることができたら嬉しいです。。。 |
2008/11/11 nonanonaさん ( 東京都 女性 42才 ) |
OZの魔法使い
OZの魔法使いはとてもポピュラーな本ですが、改め
て読むと「豊かに生きる」ことに必要な「知恵・愛・ 勇気」のフレーズが物語の柱として出てきます。オズ の話はこのあと14冊ほど同じ著者(ライマン・フラ ンク・ボーム)によって書かれているのですが、ユダ ヤ人大富豪の教えに出てきた考え方が少しずつこの物 語のシリーズに出てきます。例えば、「オズへつずく 道」ではブリキの樵が「ものを手に入れるに際して愛 や親切や他人を喜ばすという願いをさしおいて金を使 うならわれわれは世間の人々と変わりがないことにな る。・・・・オズの国の人たちはみな金とは無縁だ。 相手を喜ばせるために何か一つと考えるものはみんな 与えようとする。」豊かな分かち合いの精神が当たり 前に一昔前のアメリカ児童文学で書かれていたので す。ファンタジーの合間に作者の生きる秘訣がちりば められており、成功の法則を歴史の中に垣間見たよう でちょっとうれしくなって書きました。きっとこのボ ームさんも幸せな小金持ちだったにちがいないとおも うのです。 |
2008/11/09 いなごろうさん ( 兵庫県 女性 36才 ) |
不思議な出会い
広島の講演会で最後の1冊、残っていた本がありまし
た。 『愛とは、恐れを手放すこと』 本田健さんが何度も何度も読み返したという本です。 何となく気になってその本を買い、時々読んでいま す。ぱっと開いたページにその時の私のほしい言葉が あったりして、いつもドキドキしています。 そんなある日の事です。私は深夜の近所のスーパーで 買い物をしていました。お菓子コーナーで迷っている と、『すみませーん』と後ろから声をかけられまし た。 振り返るとそこにヨレヨレのパーカーにノーメークの 女の子がにこにこしながら立っていました。服も少し 汚れていました。 怪しい!といつもなら警戒してしまう所ですが、いろ いろな気づきをたくさんもらった今、彼女からも何か 受け取ろう、と思いました。 彼女は『私はボランティアで勉強会をしています。あ なたも一緒に勉強しませんか?』と言いました。 そして自分の今までの境遇を話してくれ、その勉強会 に参加して、自分はすごく変わる事ができた!と嬉し そうに話し、あなたもぜひ一緒に学びませんか!と言 うのです。 面白いなあ、と思ってその話を聞きました。 彼女の話は、昔の私ととても似ていたのです。 彼女は私に5つの質問をしました。 『あなたは結婚していますか?』 『ご主人を愛し、愛されていますか?』 『家族が仲良く、信頼しあっていますか?』 『友達や周りの人に恵まれていますか?』 『これから先、不安はありませんか?』 私はそのひとつひとつに静かに『はい』と答え、にこ にこしていました。 彼女はだんだん後ずさりしました。 私は彼女に言いました。 『あなたは勉強会に行けて、素敵な人に出会えて本当 に良かったですね。きっとこれからもっと良くなって いきますよ。きっと幸せになれますよ』 彼女は震えているようでした。 そして『ありがとうございます。人は感謝と思いやり が大切ですね』と言って、その場から立ち去りまし た。 私はもう腰が抜けそうになりました。 彼女が言った『感謝と思いやり』はいつも私が主人か ら『まだまだ足りない!』と言われている言葉だった のです。 もしかしたら、彼女は私に足りないものを伝える為 に、あの時声をかけてくれたのかもしれません。 なんだか神様に試されているようなひと時でした。 そしてその後開いた『愛とは…』のページには 『この男性は、あなたへの贈り物として、はるばるこ こまでやってきたのです』と書かれてありました…。 |