映画はこれまで多くの人の人生に影響を与えてきたと思います。
気になる映画はどんどんご覧下さいね!
投稿日 | 映画のタイトル/レビュー |
---|---|
2005/02/20 keiさん ( 山口県 女性 37才 ) |
ヤアヤアシスターズの聖なる秘密 Devine Secrets of the Ya-Ya Sisterhood
アメリカ南部を舞台に、世代間連鎖についてわかりや
すく描かれています。主人公のシダリーは、ボーイフ レンドとの結婚に怖くてなかなか踏み切れない劇作家 で、あるとき彼女が自分の母親をモデルに家庭内の暗 部を描いた舞台をプロデュースしたことをきっかけ に、母親との確執が表面化します。しかしそこへ、母 の幼なじみたちヤアヤアシスターズたちが登場し、母 娘の仲介に乗り出すのです。彼女たちによってシダリ ーは、母もまた不仲の両親の板挟みになって苦しんで いたこと、婚約者を戦争で亡くしたこと、その苦しみ からアルコール依存になってしまったことなどを知ら されます。そんな母を大きな愛情で包んでくれている 父や周りの人たちの思いやりに見守られて、母とのお 互いの愛情を確認し合い、自分も恋人と新たな人生の 一歩を歩む決心ができるようになります。 この映画 は私たちに、自分たちの歴史を知ってくれている家 族、親戚や近所つきあい、同世代の仲間とのつながり の大切さをあらためて教えてくれます。そしてどんな ときも、お互いを愛でつながっていると信じるなら ば、大きな溝も埋めることができるという勇気を与え てくれます。近くにいても実はよく見えていない家族 とのコミュニケーションがこの映画をきっかけに深く なればいいなと思います。 |
2005/02/14 ayaさん ( 沖縄県 女性 33才 ) |
ショコラ
オススメ映画でも紹介していた「ショコラ」を見ました。
レビューを読んで、チョコを通して人々が変わっていくあ ったかいストーリーなんだ、と思ってみたら、なかなかど うして、苦みばしった大人の「ショコラ」でした。チョコ の店「マヤ」を営む主人公(ジュリエット・ビノシュ) は、神秘的なやり方で、店を訪ねる一人一人にぴったりの チョコを選び、癒しや刺激、などなどお客が無意識に求め ているものを与えてあげます。そんな癒し手である主人公 が、自分ひとりでは越える事のできない、いくつかの壁に ぶつかります。 誰にも、人との出会いでしか突破できない、高くて厚い 壁がある、でも勇気を出して、人に心を開くことで必ずそ れを超えられる、ってことを教えてくれる映画です。 |
2005/02/13 Seikoさん ( 北海道 女性 33才 ) |
アレキサンダー
父王の暗殺のため、20歳で王に即位し、32歳で亡
くなるまで、東方に遠征し続けたアレキサンダー大王 の物語です。母親との葛藤、孤独、信頼を寄せていた 部下の裏切り、跡継ぎの問題、東方への野望と壮大な スケールの中にも、一人の人間として、リーダーとは どうあるべきか、誰も成し遂げたことのない、大きな 夢をどのようにして実現させていったかが、描かれて います。どのようにして |
2005/02/13 HIROMIさん ( 広島県 女性 43才 ) |
オペラ座の怪人
心動かされる映画です。アンドリュ-・ロイド=ウェ
バーの曲がこんなにも美しいとは!音楽が人の心をこ んなにも感動させてくれるものだということを思い出 せてくれました。舞台版もイギリス、日本両方見てい ますが、映画になってさらに素晴らしいものになって います。ファントム、クリスティーヌ、ラウルと3人 の感情がそれぞれの歌声と共に切なく胸をうつので す。特にラスト近くの『ポイント・オブ・ノーリター ン』には号泣でした。ファントムの強い想いと、クリ スティーヌの2人の男性の間で揺れる想い。メロ ディーと歌われている気持ちがこんなにもピッタリだ なんて!本当に驚きでした。ロイド=ウェバーがこん なにも美しい曲の作り手だったことを、映画版を見て 改めて心から感じることができたのです。「あんなに も強いパッションが伝わってくる曲を書いてくれてあ りがとう」と言いたいほどです。他に美術や衣装も豪 華です。あのシャンデリアも!どうか、あのパリ・オ ペラ座での哀しくも美しい愛の物語をご覧になって下 さい。 |
2005/02/09 アヒロ・レイさん ( 東京都 男性 27才 ) |
シャイン
厳格な父の教えで、ピアノの練習に励む少年時代。努力
と才能の結果、外国の大学へ奨学金で留学できることとな った。しかし、ナチスの迫害で家族を失った父は、「家族 の絆」を大事にするため、強行にその留学に反対する。反 対を押し切って外国に留学し、難易度の高い「ラフマニノ フ」の曲を演奏会で見事弾ききるが、その直後に倒れてし まう。「人生すべてが上手くいくわけではないが、それで も生きていくのが人生。」とは、主人公の言葉。(このセ リフは、本田健さんの言われていることと矛盾するか も・・・。)とにかく、感動の一作です。 |