本は書いた人の人生の分かち合いですね。
今では非常に多くの洋書も翻訳され、違う場所、違う時代に生きた人たちの考え方や
気づきを共有することができます。
本田健も相当な読書家で自宅や事務所はまるで図書館のようです。
みなさんの人生を変えた、考え方を変えた、はっと気づかされた本はありますか?
あなたの「この1冊!」をこのコーナーで教えてくださいね。
投稿日 | 本のタイトル(著者等)/レビュー |
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2004/11/20 杉野さん ( 福岡県 男性 32才 ) |
りんごは赤じゃない 正しいプライドの育て方(著者:山本美芽)
(出版社:新潮社)
太田恵美子先生の教育方針を教職経験のある著者が本人 への取材のほか教え子や同僚などに丁寧にインタビューし てまとめてある。大上段からの教育指導書でもなければ、 フィクションでもないある一人の真摯な教員の姿勢を追っ てあるが、所謂教育書としての面だけでなく生き方のお手 本にもなる心打たれました。太田先生の教職までの道のり も事実は小説より奇なりで凄い!生徒のなぜ?に常識を其 のうち判るとか決まり事だから丸覚えしろと言われた経験 のある人ならうなりりたくなるような、自分できずくこと を突き放すのでも無くハウツーでもなくじっくり導いてい るプロセスが深く心に染み込んできます。詳しくはご自分 で読まれてください。最後に筆者が終わりにで書いている ように、私も自分ももし早くこのような考え方に出会って いたらと誰でもが思うはずです。普段一回しか読みません が何度も何度も読み返しました。 |
2004/11/14 秋山 進一さん ( 東京都 男性 28才 ) |
ココロでわかると必ず人は伸びる(著者:木下 晴弘)
(出版社:総合法令出版)
読んだら最後グイグイット引き込まれてしまいますよ 著者の体験に基づくエピソードが盛りだくさんです。 著者の職業はなんでしょう?それは・・・ 人に伝える方法は相手の興味をいかにこちらに向ける かです。心を引き付ける話し方のポイントがわかりま す。 クリスマス。子供にとっては夢と感動の日。サンタク ロースはいつ、おもちゃを持ってきてくれのか、ワク ワクして眠れません。 朝、眠りから覚めたら枕元におもちゃがある。子供た ちは大喜び。ところが中をあけて見るとおもちゃが動 かない。不良品だったのだ・・・あなたならどうしま すか? |
2004/11/11 猪俣真俊さん ( 熊本県 男性 23才 ) |
加速成功(著者:道幸武久)
(出版社:サンマーク出版)
脱サラして、サラリーマン時代の年収の9倍稼ぐように なった著者が、そこに行き着くまでの信念や目標の立て 方などが、描かれています。彼が、短期間に自分の夢を 次々と実現していったのは、常にほしいものにピントを 合わせて、成功への「近道」を駆け上がっていったから だと述べています。そして、自分への確信、成功への確 信こそ「加速成功」においてとても重要であると私自身 も感じました。 |
2004/11/11 神戸早苗さん ( 鹿児島県 男性 49才 ) |
みんなのこえが聴こえる(著者:アツキヨ)
(出版社:講談社)
耳が聴こえないのに歌手活動している「アツキヨ」に驚嘆 してこの本を買いました。聴覚障害者なのに「歌姫になり たい」という純粋な情熱で夢を実現してきた清美さんに心 から拍手を送りたい。音階やリズムをつかむのに、健聴者 の何倍の努力をしてきたのだろうかと思うと胸が熱くなり ます。無謀な挑戦をプロデュースしてきた厚くんもすごい と思います。心から情熱を燃やしていけば、夢は必ずかな う、道は必ず拓けることを教えてもらいました。さわやか な感動の一冊です。 |
2004/11/07 加藤 忠さん ( 石川県 男性 22才 ) |
福の神になった少年(著者:丘 修三 絵:村上 豊)
(出版社:佼成出版社)
読んでてボロボロ泣いちゃいました(;;) 舞台は江戸時代の終わりから明治の初めの仙台。仙台 四郎は実在した人で知恵遅れの人でした。四郎さんは いつも仙台の町をぶらぶらしてて、色んなお店に立ち 寄ってはお店の人の見よう見真似で、店先を掃除した り、水をまいたり。でも四郎さんは手伝っているつも りでも、散らかしてるだけ。当然お店の人は怒ります 「何やってんだ~!出てけ~」でも中には「まあま あ、手伝ってるつもりなんだろ」と言って、ご馳走を くれたり、お駄賃をくれたりするお店もありました。 次第に四郎さんは冷たくされるお店には寄らなくな り、優しくしてくれるお店にはたくさん寄るようにな りました。すると、四郎さんが寄らないお店は潰れて いき、四郎さんが寄るお店はどんどん繁盛するように なりました。 そんな事が続いたので、町で「四郎は繁盛するお店が 分かるんだ」とか「四郎は福の神じゃないか?」と噂 されるようになったんです。 四郎さんはいつも笑顔だったそうです。そして周りを いつも明るくしてました。 僕はこの本を読んで胸に熱いものがこみ上げてきまし た。何か大切な事が分かったような気がしました。 本当に!皆さんに読んでもらいたい一冊です! |