本は書いた人の人生の分かち合いですね。
今では非常に多くの洋書も翻訳され、違う場所、違う時代に生きた人たちの考え方や
気づきを共有することができます。
本田健も相当な読書家で自宅や事務所はまるで図書館のようです。
みなさんの人生を変えた、考え方を変えた、はっと気づかされた本はありますか?
あなたの「この1冊!」をこのコーナーで教えてくださいね。
投稿日 | 本のタイトル(著者等)/レビュー |
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2013/04/30 小動物さん ( 島根県 男性 28才 ) |
眼力(斎藤一人)
(出版社:サンマーク出版)
世の中のさまざまな出来事の真相を見抜く力を養ってくれる本です。7回読むことを勧められています。 単語法についての紹介があります。 きれいな言葉を千回以上唱えて心を満たすと起きる現象が変わってきます。 幸せな小金持ちになるために必要な勇気も、「勇気、勇気・・・」と千回以上唱えることによって、心に満ちてくるようです。 |
2013/03/12 kanaさん ( 宮城県 女性 25才 ) |
遺愛集(島 秋人)
(出版社:東京美術)
この本はちょっとした縁で興味を持ち読んだ本です。 読んだ事がある方も居られるかもしれませんが紹介させて頂きます。獄中の歌人と呼ばれた著者の歌集です。この方は、貧しい家に生まれ、自身の病気や母の死、学校の成績が悪く周囲が馬鹿にされ続けたことから暗い青春時代を送りました。友達も、恋人も居らず転落の日々の中で、飢えに耐えかねて強盗殺人を犯してしまいます。逮捕され、25歳で死刑囚となりました。獄中で人生を振り返り、ただ一度だけ褒めてもらえた事を思い出します。中学の時の美術の先生でした。先生にお礼の手紙を書くと、先生と奥さんからも返事がありました。奥さんが、短歌を嗜んでいた縁で秋人さんも短歌を学ぶようになり、才能が開花していきます。そして、うたを詠む中で、罪を償うのは死を受け入れることだと覚悟を決めるのです。この本には、秋人さんの魂がどんどん澄んでいくのが感じられます。33歳で亡くなってしまうのですが、刑の直前までうたを詠み続けました。 是非手にとって頂きたい本です。 |
2013/02/24 安田周平さん ( 宮城県 男性 18才 ) |
勉強のススメ(石井貴士)
(出版社:サンマーク出版)
勉強をすることの大切さ、勉強をすることでいかに人生を変えていくかを説いた本です。この本の考え方と出会えなかったら荒んだ人生を送っていただろうと思えた一冊でした。 とくに衝撃を受けた言葉が、「今も昔も、一番の勉強法は本を読むこと」でした。今までまったく読書の習慣がなかったので、大量の読書をすることで見える世界がガラリと変わった気がします。 |
2012/12/18 Junさん ( 長野県 男性 30才 ) |
きけ わだつみのこえ(日本戦没学生の手記 日本戦没学生記念会編)
(出版社:岩波書店)
太平洋戦争中に、祖国と愛する者の未来を憂いながら死んでいった学徒兵たちの手記。特攻隊出撃の前夜に書いた手記、処刑30分前に書かれた手記など、どれも一字一句に魂の叫びとも言うべき渾身のエネルギーが込められていて、深い感動とともに私たちの心を突き刺す。 「どうして我々は憎しみ合い、矛を交えなくてはならないか。若い人々が次々と戦死していくのはたまらないことです」(p329) 「お母さん、とうとう悲しい便りを出さなければならないときが来ました」(p343) 「私は陣中で源氏物語や古今集を講義させたという戦国の武将の故事を思い浮かべながら、時に社会科学を論じ、時に藤原定家の芸術を語った。一分間に何発も落下する迫撃砲弾の下で、重機関銃の握把を握りしめながら新古今の歌を語っている学徒兵の姿を想像してほしい」(第2集、p43) 「国のため、そして子孫のためにと死んでいく兵士たちのために、その将来への期待を裏切らないような幸福な社会を築くことこそ我らの努めだ」(第2集、p128) 彼らがあって私たちの平和、今日があるのだということを、永久に忘れてはならないだろう。とくに同世代の若者たちに。 |
2012/08/15 和泉隆一郎さん ( 神奈川県 男性 43才 ) |
日本人とユダヤ人(山本七平)
(出版社:角川書店)
逞しく生きるユダヤ人の姿が好きで、本田先生の本以外にも ユダヤ人の人たちのことを取り上げている本をよく読んでい ます。その中でお奨めなのが、山本七平さんの『日本人とユ ダヤ人』です。 日本人とユダヤ人の違いについて、日本人がユダヤ人から学ぶ べき事、双方が似ているところなどが書いてあり、本田先生の本と同じように自分の生き方を根本から考えさせられました。 ユダヤ人の人々を尊敬するようになる一冊です。 |